第3回:本は一生もの。どうせ作るなら、こだわりを持とう。❘特別企画:木村伊兵衛写真賞作家/岡田敦

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Home > インタビュー > 特別企画:木村伊兵衛写真賞作家/岡田敦 第3回:本は一生もの。どうせ作るなら、こだわりを持とう。

本は一生もの。どうせ作るなら、こだわりを持とう
写真家・岡田敦さんの『1999』企画、連載コラム第三回目は、写真集をまとめる際のデザインや書体の選び方、装丁などテクニカルな面についてのお話です。通常の出版企画ではデザイナーが関わります。
たとえば2014年に柏艪舎から発行した岡田さんの写真集『MOTHER』は、著名アートディレクターの寄藤文平さんがアートディレクションを担当しています。いっぽう今回は、すべて岡田さん自身の手によってデザイン作業が行われました。この点も、これからフォトブックを作ろうと考える人々への大きなヒントになるのではないでしょうか。岡田さんの本づくりへのこだわり、情熱をお伝えします。

本は、自分そのもの。

デザインや装丁などハード面について、いつもどのようなアプローチをされていますか?
岡田:デザイナーがいる・いないに関わらず、普段やっているのは、イメージしているできあがりのサイズに近い本を用意して、インクジェットプリンタで自作した表紙を巻いて見本を作成します。写真集のハード面(表紙装丁)に関しては、そこから始まります。1回目のインタビュー内容にもありますが、昔は全部手作りをして、それを出版社にも持ち込んでいました。写真集のテーマや写真の内容、掲載する順番などのソフト面(内紙内容)は言うまでもなく、本のデザインに関わる部分は、まさに本の顔なので、「自分がどのように見せたいのか」という意味ですごく大切な要素だと思います。
今回、ご自身でデザインまで手掛けられて、いかがでしたか?
岡田:企画として、多くの写真人がフォトブックを作成するきっかけになってほしいとの思いもあり、すべて自分で行ったわけです。作るからには、「写真集として書店に置いても見栄えのする完成度」を目標にしました。デパ帳の印刷品質は申し分ないですが、本全体のイメージについても「オンデマンド系のフォトブックでもここまでの本ができるんだ」ということを証明しよう、と。  
写真がない白紙のページも多数配置されていますが、どういった意図なのでしょうか?
岡田:実際フォトブックを作成するかたの多くは、「たくさん写真を入れたい」という気持ちになると思います。ですが、たとえばカラーとモノクロのページを設けてメリハリをつけたり、見せ方の効果を狙ったりする上では、こうしたブランク(白紙ページ)は有効なんです。メリハリがないと、パラパラ~っと見て終わってしまう。ゆっくりじっくり見てほしい、そんな思いからの配置です。  
写真集を作ることに関して、エピソードやメッセージはありますか?
岡田:今回制作した『1999』の元になっている『ある風の日、忘れモノを取りにいく』と同時期に撮影していた作品『Platibe』(窓社より刊行、2002年に富士フォトサロン新人賞受賞)は、私にとって重要な作品のひとつですが、その本の感想を今でも読者のかたから頂くことがあります。つまり写真集というのは、発行した時だけのモノではないということです。ずっと残りますし、それを見てくれる人がいるんです。大げさでも何でもなく、本は一生もの。だからこそ、妥協してはいけないんです。小さなことにもこだわって、自分が納得のできる本を作らなければ、必ず後悔すると思います。デパ帳は、多くの写真愛好家にとって、納得のいくフォトブックを作ることのできるツールの一つだと言えるでしょう。皆さん、ぜひフォトブックを作りましょう。

小さなことにも、とことんこだわる。

ここからは、『1999』のデザインや装丁にについて、岡田さんがどのようなアプローチを行ったのか、その過程の一部をご紹介します。写真集づくりへの情熱とモチベーションをご覧ください。
写真集の顔となる表紙写真や書体の選定は慎重に
岡田:表紙のイメージを、いくつも作成しています。ミーティングの際には20パターンほど出力していますが、実際には写真の大きさやトリミング、タイトルの書体や大きさなど、わずかな違いのものを50通りほど作成しました。こうして見比べることで、見えてくるものがあります。大まかに決めた後、背表紙部分も含めたものを作成し、調整を加えていきました。
余白のサイズもミリ単位で吟味を重ねる
岡田:余白の白フチは、神経を使うところです。
写真集を手に取って見る時に、どの程度開いて見るか。製本方法や紙の質にもよりますが、開きの程度によっては製本ノド(本の綴じ側の部分)までは写真が見えないことがあります。そうなってしまうと、メッセージが十分に伝えられないことにもなりますので、慎重さが必要です。
最終的に製本ノドは22ミリ、外側の余白は7ミリに落ち着きましたが、そこにたどり着くまで、1ミリ単位で何パターンも試しました。見比べる際は、違うカットの写真を並べるとイメージしやすいですよ。
今回使用した紙はサテン紙ですが、この用紙は現在選択できる4種類の用紙のなかで、もっともしなる(やわらかい)紙で、いい感じに開くことができます。それを見越した製本ノド部分の余白となっています。先にもお話しましたが、ゆっくりじっくり見てほしい。そうした思いで、ブランクのページや写真の余白を考えています。
※デパ帳のフォトブック製本には、ヨーロッパで認められたドイツの製本技術ハイデルベルクのユーロバインディングを採用し、劣化しにくいPUR(Poly Urehane Reactive)特殊糊を使用しております。無線製本と比べ、本の開きや耐熱性・耐寒性に優れていることが特徴です。
岡田:著者略歴や奥付(本の情報)の部分も、しっかりこだわりを見せたいので、いくつもの書体でプリントして、読みやすさやカッコよさを見比べます。
もちろん日本語と英語は、違う書体を使っています。文字の間隔も含めて、実際に出力をして比較をしなければ、「どれが良いのか」は分かりません。やれることをやったら、あとは自分の感覚を信じることですね。皆さんも、「できる範囲でこだわりを持つのだ」という意識で作ってみてください。出来上がるフォトブックへの思い入れが、変わってくると思います。
岡田敦インタビュー第3回
読みやすい文字の大きさを、細部まで徹底検証
岡田敦インタビュー第3回

岡田敦 写真集 「OKADA Atsushi:1999」

6,480 円(税込)

  • 著作者:岡田 敦
  • 印刷紙:サテン
  • サイズ:ランドM
  • 表紙仕様:ソフトカバー
  • 表紙コーティング:マット(無光沢)
  • ページ数:76P